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コーチング
2023.11.26
コーチングはどんな人におすすめ?
皆さん、こんにちは。
思考開花コーチのEllenです。
最近はコーチングについてのご質問がありがたいことに増えてきております。
先々週はコーチングが一体どんなものなのか?カウンセリングやコンサルティングとどんな違いがありますか?という質問をいただきました。
今回はちょっと角度を変えて、Lさんから以下の質問をいただきました。
「コーチングを通してどんな変化が期待できますか?どんな方におすすめですか?」
こちらに関しては、私の体験談やクライアントさんからのフィードバックで回答いたします。
私の実体験からまず感じたことは、コーチングは脳内の整理ができることです。
今自分にとって何が大事なのか?どんな方法があるのか?
すぐお金を出して誰かにお願いするという方法もありますが、実は自分でできるのではないか?
もっと合理的なやり方があるのではないか?という脳内整理をすることができます。
あとは意外と自分でわかっていてやり方もわかっているのに、なぜかできていない(笑)。
みなさん期限ぎりぎりになってやり始めることはないですか?期限が迫っているのに、明日出さないといけないという時にようやくやる気がでますよね。
コーチと話をしていると、背中を押されたり、気付きを得られます。今やった方がいいとわかっているのにできない自分の背中を押してくれる効果があります。そうすると、心の余裕ができるのです。もう終わっているから、やりたいことに時間作ろうと、或いは長期的にやっているプロジェクトに時間を作っていこうなど、時間の余裕、心の余裕ができ、自己肯定感UPにも繋がります。
続いてクライアントさんからいただいたフィードバックを紹介させていただきます。
質問1:コーチングを受ける前と後ではどんな変化がありましたか?
回答:絶対無理!絶対これできない!と思っていたことが、コーチングを受けた後に、
「あれ?できるかも?やってみたい!」と思うようになりました。
質問2:どんな人にコーチングがおすすめですか?
回答①:人に頼るのが苦手な人。
(私も実は人に頼るのが苦手で、自分でできるなら自分でやってしまおうと思いがちです。
でもできることとやりたいことは違うんですよね。)
回答②:自分で決められない人。
回答③:周りに厳しいことを言ってくれる人がいない人。
また、わたしがよくクライアントさんに
「セッション全体を通して、心に残る言葉や出来事は何ですか?」という質問をして、
毎回フィードバックをいただいております。フィードバックの一例をご紹介します。
クライアントさんその1
「それは売れていないセールスマンの言い訳です。○○さん、売れているセールスマンはこんな時どんなことをしていると思いますか?という一言で目が開きました。」
これこそ、思考の転換、リセットですね。
クライアントさんその2
「『向いてないという言葉は、いろんな努力をしてやり尽くした最後に言ってください。
そしてできなかったら、できる方法で考えてみてください。』
できるかできないかは、結局自分がやりたいかやりたくないか全部自分次第なのだと改めて思いました。」
よくやってみたけどうまくいかないから私には向いていないと言ってしまいがちです。
でも1番使ってはいけない言い訳なのです。
このような言葉を言っている人が欲しい、
自分では決められないなど本当は厳しくいって欲しい、
周りに厳しく言ってくれる人が欲しいと思う方は、
コーチングがおすすめです。
2023.10.24
今さら聞けない、コーチングとは一体なに?
皆さん、こんにちは。
思考開花コーチのEllenです。
本日はコーチングについてのご質問を回答致します。
「そもそも コーチングはどういうものなのかを教えてください。 コーチングはカウンセリングやコンサルティングと似てるのでしょうか?また何が違うのでしょうか?どんな方がコーチングを受けて良いのでしょうか。」というご質問をRさんから頂きました。
Rさんは元会社員でブラック企業に勤めていらっしゃいました。そこから独立し、今後アーティストとして活動される予定です。アーティストですので、作品の他に、自分の魅せ方やブランディングなど様々なことを学ばれている最中です。Rさんはコンサルティングを受けていらっしゃるのですが、コーチングは同じようなものなのか、疑問を持たれているようです。
早速ですが、皆さんはコーチングに対し、どのようなイメージを持たれていますでしょうか?
私が初めてコーチングという言葉に触れたのは、前職の銀行員時代でした。入社8年目、ちょうど後輩ができる時期で、私もそんなフレッシュな後輩を指導する立場になる矢先に、社内研修に呼び出されました。その研修はコーチングをみんなでやってみようという内容でした。1日のみだったのですが、それがきっかけでコーチングに触れ、面白いと思いました。それから外部のコーチングスクールを探し、自腹で学び、実践していく中で、これは社会人や忙しい方こそ、必要なものではないかと思ったのです。
例えばこんな経験ありませんか?
知らないうちに1年経ってしまった、
毎日慌ただしく過ごし、気がついたら自分のやりたいことができていない、
そんな方にこそ、コーチングは必要なのです。
では、そもそもコーチングとは何なのかをお伝えしたいと思います。
コーチという言葉をご存知でしょうか?コーチと言うと、スポーツ分野で選手を育てる、教える立場の人ですよね。確かに、最初はスポーツ分野の専門用語ですが、次第にコーチという役割は、他の分野でも必要とされるようになり、例えば医療現場や、教育現場、最終的には企業の上層部にまで浸透していきました。
もともとコーチとはどういう語源なのかといいますと、ブランド品の「コーチ(COACH)」をご存知でしょうか?アメリカのファッションブランドなのですが、ここのロゴマークを思い出してみてください。「コーチ」のロゴマーク、最近は英語表記(COACH)に変わっていますが、もともとは何だったのか覚えてますでしょうか?
それは馬車です。
どのような意味かと言いますと、その人を目的地へ運んでいくという意味なのです。これが「コーチ」の元々の意味。現在私がいるポジションがここで、実はもっと上に行きたい、一人で頑張ってもいいのですが、コーチのサポートにより、より無駄なく迅速的且つ確実に目標達成できるようにすることがコーチの役割です。
では、実際コーチングでは何をしているのかと言いますと、コーチからは何かを教えたり押し付けたりすることはありません。ただひたすら質問をします。クライアントさんは最初何かしらの知識を教えてくれると期待しがちですが、実はコーチングの考え方とは、「貴方は既に答えを持っている」です。
ここから、さらに何かを学んだり、教えてもらったりする必要はなく、自分には十分能力や知識があることを信じ、自分の中に眠っている答えにたどり着かせるために、色々質問をして導いているのです。
人は、知っているはずの大切なことを忘れてしまったり、忙しさで流されてしまったりされがちです。コーチングは、クライアントが未発見な角度で質問をすることによって、「私は本当はこういうことがしたかったんだ・したくなかったんだ」、「こういう方法があるんだ!」と、クライアントに新しい気付きを与えます。クライアントはそこに気が付き、自分から答えることで、自分の中からモチベーションが湧きあがり、行動に移すという一連の動きを引き出されるのです。 従って、コーチングはコンサルティングやティーチングのように、新たにノウハウや知識を教えることではなく、皆さんの中に既に答えを引き出すことなのです。それが最大の違いでしょう。
最後に、どんな問題がコーチングで解決できるのか、具体例を通してお話します。
例えばAかBのどちらの道を選択したらいいのか迷うことって、よくありますよね。結局どちらを選んでも正解ですし、いいこともあれば嫌なこともあるのですが、人は二択を目の前にすると迷うものなのです。
そのような時にコーチとして私は、「もし友達が同じくAかBで迷っている状況で、あなたにアドバイスを求めてきたら、あなたはどれをアドバイスしますか?」と質問を投げかけます。すると、先ほど迷っていたクライアント様はびっくりするほどすんなりと「それはBです。」と仰ったのです。あまりにも即答でしたので笑ってしまいました(笑)。
「そうですか、Bをお薦めされるのですね。ではなぜ今はAかBかで迷うのですか?」と質問しますと
「そうですね、確かに長期的にみてもBがよいですよね。」とクライアントさんは納得されました。
なぜ友達の立場で考えたらすぐにBと判断できるのかといいますと、他人のことになると人は客観的に見ることができるからなのです。しかし当事者の立場ですと、分からなくなることが多いのです。つまり自分のことになると迷うのです。
そんな時、コーチングは当事者の角度から、第三者の角度へシフトさせるような質問をします。それだけで、すんなり答えがでてしまうのです。不思議ですよね。
このようにコーチングは、質問を通して自分が抱えている問題の角度を変えてあげることで、新たな突発口を見つけ出します。
・もっと高い目標を達成したいけど忙しくて集中できない、
・どうすればいいのか?とお悩みの方
・あるいはこれからこうしたい!という目標があるが、
やらなくてはならないことがあってどれから手を付けたらいいかわからない方
これらいずれかに当てはまる場合は、ぜひコーチングで自分の中の棚卸をして、新たな視野で課題に取り組んでみてください。