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2023年04月

2023.04.23

望まない結末や予想外の結果をどう受け入れるのか。

皆さん、こんにちは。

思考開花コーチのEllenです。 

「Ellenのお悩み解決ライブ」第9回目の内容をお届け致します。

今週いただいている質問をご紹介いたします。

「占いや鑑定で良くない結果が出てしまうと気になってしまいます。どのように考え方を変えればいいですか?」

50代のTさんよりご質問をいただきました。ありがとうございます。

鑑定や占いを受ける時に、嬉しくないことや、よくないことをついて書いてあると、必要以上に気になってしまいます。時々、悪いことが起きてしまうのではないかと眠れなくなってしまうこともあります。そのような時に、どのように考え方を変えればいいのか?お伝えしたいと思います。

Tさんを個別鑑定をさせていただいている時に、私の中でとても印象に残ってることがあります。それは、「これはいいことですか?悪いことですか?」と頻繁に質問されていたことです。人は、普段使っている言葉は、その方の内面や潜在的な思考を表しておりますので、Tさんは「良い悪い」という基準で、主観的に物事を判断されていることがわかりました。「良い悪い」ではなく、一種の流れであり、ニュートラルに捉えるよう何度も解説をさせていただきましたが、やはりその観点で、Tさんはどうしても見てしまうようでした。これは思考の癖が原因であります。

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占星術を含め、東洋の鑑定は全て、大いなるエネルギーを使い、人間がわかる方法で分析したり説明しようとしているものだと思います。従って、最終的には方法は違いますがアプローチしている目標や目的は同じだと思います。解明しようとしている大いなるエネルギーや宇宙であると言いますが、宇宙や大いなる存在には、まず良い悪いっていうものがないのです。

実は私たちの思考も同じように、良いことや悪いことと言うのは、全て私たちの顕在意識や主観的観点から言っているのです。例えば、試験で点を取ったからいいとか、ゼロ点を取ったから悪いというのは、後天的に人間の常識や価値観で付け加えたものなのです。

一方で、高次元や宇宙から見ると、実はいいことも悪いこともなく、単なる現象が起きているだけなのです。わかりやすい例でお伝えしますと、例えば病気になって入院して大きな手術をしてしまいました。これは普通に考えますと、仕事もできなくなりますし、入院して自由もなくなりますし、そして家族や周りの方にご迷惑をかけてしまうかもしれない。お金もたくさんかかってしまう。そして何よりも、自分の寿命がなくなるかもしれない。どう考えてもあんまりいいことではないと多くの方は考えてしまうかと思います。

ただ、宇宙の観点からしますと、大きな病気になることは、必ずしも悪いことではないのです。何故かと申しますと、その病気を抱えることによって、今までの自分の生き方が間違っていたのかも?と気づくかもしれませんし、本当に自分らしい生き方とは何なんだろう?と考えて、その後決めた道に行くことになるかもしれないからです。

また、例えば今まで職場で長いこと人間関係のトラブルにあっていたとします。病気になったことによって、そのような嫌な人間関係をリセットすることができるのかもしれません。ですから、後から振り替えますと、これは悪いことではなく、良いことだったと思うことは結構あることなのです。

皆さんいかがでしょうか?今まで歩まれてきた人生の中で、似たような経験をされている方、いらっしゃるのではないでしょうか。一見良くないことに見えても、実際は自分を成長させたり、自分を次のステージへ導いてくれるような出来事はたくさんあると思います。それをただ単に、目の前の出来事の良し悪しで判断してしまうのは、非常にもったいないことだと思います。皆様の鑑定書に今年の課題として厳しいコメントが書かれている方がいらっしゃると思いますが、そのようなことは全てこの課題にフォーカスすると、より自分が成長できます、というメッセージなのです。不安や心配をする必要はありません。

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今回は皆さまに本を紹介させていただきます。

「運気を引き寄せるリーダー 七つの心得 危機を好機に変える力とは」田坂広志 

田坂先生は本を90冊ほど出版されていて、私はこの方の本がとても好きです。

運気を引き寄せるリーダー 七つの心得 危機を好機に変える力とは ...

田坂先生は元々東京大学の原子力学の教授で、アメリカでもシンクタンク等を経験されています。理系や経営の考え方にも詳しいのですが、思想や、人生、成長についてもすごく研究されている先生です。国内外で出版や講演などで活躍をされています。二十一世紀の変革リーダーを育てる田坂塾というのもありまして、全国に7000人ほどメンバーが集まっています。このような理系の方も、引き寄せや大いなる存在というような言葉を使われており、目に見えないエネルギーなどを信じていることに興味を持ちました。

最初田坂先生の本を読んでるときに、成功している人というのは全肯定の思念を持つと書かれていました。つまり全部を受け入れるということです。全肯定とはどういうことなのか、何を肯定するのか?どこまで肯定するのか?最初は全然理解できなかったです。思考の法則や潜在意識を学んだ後に、ようやくその意味がわかりました。

つまり、良くないことや悪いことというように判断してしまうと、やはり良くないことを避けようとしてしまいがちです。そうではなく、起こることは全て自分に必要なことであるというように、全部肯定する、受け入れる生き方が、田坂先生曰く、成功されている方がやっていることなのです。

しかし、これがなかなか難しいのです。良くないことを受け入れると言われても、頭ではわかっていても気持ちがついていけないことがあると思います。そこで私のメソッドでは、言葉を使ってだんだんそれを受け入れるようにしていくスキルがあります。そのような時に、どのような言葉を使えばより自然に受け入れることができるのかというのをお伝えしております。

今回質問をしてくださったTさんに対してのアドバイスは、主観的に良くないなというような結果が出たときに、これは自分の試練であり成長させるものなのだと思考を切り替えるといいです。また、アドバイスに似たことが起きた時に、これは宇宙の流れなのだから、受け入れて向き合っていこうと気持ちに変えていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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