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2023年08月
2023.08.28
「学び」の取捨選択はどのような基準で考えるか?
7月27日(木)第18回目【Ellenのお悩み解決ライブ】。
今回も届いたお悩みは回答致します。今回は「学び」についてです。
「私は、学びについて、いろいろなものに興味が出てしまいます。様々なことに興味を持ったまま学び、気が付いたら2、3年経っていました。振り返ると割と役に立ったものもありますが、こんなことも学んだのかと、後から後悔するようなことも。その時のお金や時間が無駄になっいるのではないかと思ってしまい、落ち込みますが、それでも色んなことに興味が出て、同じような過ちを繰り返しているのは、今も変わりません。そんな自分を変えたいです。」という KK さん(双子座)からのお悩みです。つまり、「学びについてどのように選んでいけばよいか?」という質問ですね。
双子座の方は非常に好奇心旺盛な方です。いろいろなことに興味が出て、少しつまんではすぐに飽きるので、次の面白そうだなと思うことに飛びついてしまうという性質があります。KKさんは典型的な双子座さんです。非常に引き出しが多く、様々なジャンルの話もできますし、これもできてあれも少し知っているというような方です。どちらかというと、深さではなく、幅広く何でも知っていて、どんな人とも話ができるような方です。社交的で、なんでも知っている知識豊富な方、皆さんの周りにもそんな方がいらっしゃるのではと思います。
私のことですが、実は金星がこの双子座ですので、双子座さんのように振る舞うのが好きなのです。ですので、この学びというお悩みは、身に染みるほどよく分かります。
以前、私はいろんな学びやセミナーに参加し、世間で言うセミナージプシーの状態にいました。フリーランスとして活動してから2年程経ち、ようやく最近は落ち着くようになりました。ちょうどこのライブをする前に領収書の整理をしていました。領収書の整理をしているとすごく大きな変化があることに気がつきました。
というのは、昨年まで領収書の半分がセミナーや勉強会などの自己投資系にお金を費やしていましたが、今年の分を片付けていると、セミナーや勉強会の領収書がすごく減っていることに気がつきました。その代わり何が増えたかといいますと、接待費用や、出張先のお土産代(贈答品)です。もちろん、移動費やホテル代も増えています。動きが変わったので、そこは当たり前ですよね。
少々話が逸れましたが、「学び」については、学ぶ内容を絞ってきたと領収書を見て分かりました。
ただ、ここまでたどり着くのに結構時間がかかったのは事実です。学びをどう選ぶか、皆さんはどうされていますでしょうか?難しいご質問だと思います。
KKさん自身が何のために学ぶのかによりますが、もし発信を考えず趣味など好きなことを知りたい場合は、確かにご自身が興味の向くまま、ひたすらつきつめてよいかと思います。私の周りは自分でお仕事をされている方が多いのですが、将来何かしら発信をしていこうと思っている場合、これは何の目的の学びなのかと学ぶ前に考えた方がよいでしょう。
例えば、何十万何百万単位もするセミナーや高額講座を受けたい場合、この講座から何を得られるのか、投資として考えている場合は回収見込みがあるのかどうか、自分がその内容で人に伝えることがイメージできるのかどうか、などを考えてみるといいですね。
自己成長という目的を持って学ぶとよく聞きますが、成長と言ってもどんな立場での、何のための成長なのか?今その成長がなんの意味をもたらすのか?などなど、ブレイクダウンして自問自答してみることです。なぜならば、自分が成長するための学びという回答は曖昧すぎるからです。回答になっていません。
これは思考の法則なのですが、私たちの思考や脳はピンポイントでないとわからないのです。自己成長のためにと言うと範囲が広すぎるのです。自己成長と言うと学びのいい理由になるかもしれませんが、もっと具体的に掘り下げないと、甘すぎますね。
もう一つの学びを選択する基準として今私が考えているのは、その学びは「未来のこと」なのか、或いは「過去のこと」なのかという基準です。
未来とは、技術の発展によってこれからの時代に必要な学びということです。 例えば私が今やっているZOOMやライブ配信は昔にはなかったテクノロジーです。これを学ぶことによって様々な可能性が広がっていきますし、海外の方や出会ったことがない方に見ていただけるようになりました。「未来」のテーマでの学びは、新しい技術やAI、SNSマーケティングやChatGDP などが挙げられます。そういった分野には、どんどんアンテナを張っていかれるとよいですね。
もう1つは過去についての学びです。 過去についての学びというのは、我々の先人たちがたくさんの失敗を重ね、そこから生まれた成果のことです。自分の経験から成功するにはこのようなことをした方がよい、このような考えを持った方がいいという、何百年何千年の歴史の中でも変わらなかった、不変的な価値、哲学のようなものです。私がいつもお伝えしている思考の法則や言語の仕組みも、歴史上の人物が自分の人生を通して、「幸せになるためには」どうすればいいのかという質問からたどり着いた答えの一つです。これはどの時代でも、どの国でも、どの文化背景においても変わらないもの、人類の叡智なのです。過去のなくなった方々が自分の人生をベースにして生み出した学問は、今の私たちや、未来を生きる子供たちに、いち早く知ってもらいたい、実践して欲しいと私は思い、活動しております。
未来の学びと過去の学び、どちらをした方がいいかというという質問に対して、当時の私はどちらも必要だと回答をいたしました。もちろん向き不向きは人それぞれですが、一般人で、そこまで突出した能力がなければ、どちらも自分に必要な学びではないでしょう。
KKさんご質問ありがとうございました。参考にしていただけたら嬉しいです。
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