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2023年03月

2023.03.16

直感力はどのように鍛えるか?

皆さん、こんにちは。思考開花コーチのEllenです。

今回は直感についてです。

直観力とよく聞きますが、これた直感なのかどうかわからないですよね。

どうやって見分けるのですか?と最近ご質問を頂きました。

「近頃いろいろなところから直観力という言葉をよく聞きます。わたしは、一体直感に従っているのか、それとも周りに従っているのか判断ができないことがよくあります。みなさんはそのような困り事はありますでしょうか?考えれば考えるほどわからなくなって結局直感を使っているつもりですが、結局迷ってしまいます。直感に従っているときは、例えばこんな気持ちになったり、こんな特徴があります、というのはありますでしょうか?どのようにして、自分が直感を使っているのかどうかを見分けるのでしょうか?」

というMさんからのご質問でした。

ご質問ありがとうございます。

どうでしょうか、以前から自分の直感がいいとか、右脳を活用するとか言われています。

それは、できることだけを考えていると、過去の延長線でしか考えていませんので、本当に自分のやりたいことや、本当になりたい理想像が見えなくなるのです。特に風の時代では、より一層直感力のような言葉が浸透しました。

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一方で、「知る」と「分かる」、「使える」は全然違います。直感力という言葉を知っていても、すぐに使えるかどうかは、人それぞれなのです。

私自身の話ですが、9年ほど銀行員をしておりました。

銀行は数字や目標、あとはこうしなければいけないという古いルールに従うことが多かったです。ずっとこうしてきたから、これからもこうやるのだというように、典型的な過去の延長線で物事を考える事例が多かったのです。その影響で「直感なんて」と思っておりました。直感は、根拠もなく、なぜゆえ信じるのかというような考えを持っていました。

もし同じ経験がある方、或いは直感を使いたいのですが、使い方がわからず、そもそも使っているかどうかがわからない方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えていただけたらうれしいです。

今、私は自分の人生を実験にしながら、直感で選ぶように日々意識しております。最初はどうしても表面意識を使ってしまいますが、仕方がないことなので、意識して、自分の直感を使うようにしてもいいと思います。少しつつ練習して、ある日自然に使えるようになります。

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自分の実践結果を、結論から申し上げますと、直感を使えている時と使えていない時との最大の違いとして、一番わかりやすいのは「スピード」だと思います。

自分の中の直感を使う時というのは、基本的に直感は非常に速いと言われています。どのくらい速いかといいますと、だいたい0.5秒という方もいらっしゃいますが、0.2秒と言われています。どちらにしても、基本1秒はかからないということなのです。従いまして、直感を使う時は非常に判断が早くて迷わないのです。よく成功してる経営者は閃いたら判断するのが早い、とてもお忙しいのに、それでも自分の好きなことができると聞きます。彼らはやはり長年の経験から直感の判断力が早くなったとよく言うのですが、私は、やはり普段から直感を使うように意識されているから、0.5秒や1秒もたたない間にどんどん先読みできるようになっているのではないかと思っております。

例えば何でもいいのですが、プレゼントのラッピングのリボンを選んでくださいと言われた時に、金色や赤、青、また柄のあるリボンの中から、一番最初に自分の頭の中でなんとなく「今日は赤がいいな」という風に選んでください。

「よく考えたら、包装の紙自体が赤だから、また赤のリボンだと包装が見えないな」

「では緑にしよう」

「いや、でも待てよ、赤と緑といえばクリスマスではないか。」

「これは別にクリスマスのプレゼントではないから、緑でもないな、じゃあ金色くらいにしようか。」

というように、考えながら選んでしまうと、これは既に直感ではなくなっています。

「なぜこの色なのか?」

「それがちゃんと説明するようにしよう」

「あとはこうだからこの色は合わない」

など、このように裏付けの理由を考えると、それは直感ではなく、意識で考えていることになります。

思考の世界では表面意識と言って、つまり顕在意識のことなのですが、意識で考えていると、直感は使っていないことになります。

結果、一番わかりやすいのは、ピンときたものや、早い判断力です。

一番最初に目に浮かんだものや、一番最初にこれと思ったものというのが、自分の直感であると解釈できます。

そして2つめがあるとすれば、「理由はなんですか?」と聞かれた時に、だいたい直感を使っている時は、「なんとなくこれがいいと思ったから。」など、合理的な理由が見当たらない場合があります。もちろんあとから裏付けとなる理由も出てくる可能性があります。理由が何なのかわからないが、なんとなくこれがいい、というような選択は、結構直感を使っているからということがあります。

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特徴としましてはこの2つです。

1番目が私がすごく大事にしているところです。あまり深い理由や、な

ぜこれがいいのか、など合理的に考えすぎてしまいますと、1秒以降は全部顕在意識、表面意識になっていることになります。ただ、その顕在意識が悪いわけではなく、そこを使って判断する場合もありだと思いますが、Mさんの質問に対しての回答でした。

補足ですが、直感力を鍛えると最近よく言われますが、どのように鍛えればいいかのというお話をいたします。

すごく簡単で、身近の選択肢をどうでもいいやと思って適当に選択するのではなく、自分の直感力を鍛える機会だと思って、いろいろ自分に問いかけてみるといいと思います。

これはどういうことかといいますと、例えば、お昼を外で食べる際、何を食べるかというので、「なんとなく近くに牛丼屋さんがあったから牛丼屋さん入ってみよう。」ではなく、自分の胃袋に聞いてみるのです。

「今日は何が食べたいの?私は。」

「私の胃袋さん、今日は何が食べたいですか?」と聞いてみてください。

そこで頭に一番最初に浮かんだイメージでいいですし、聞こえてくる言葉かもしれないですし、口がトマト味になってしまったなど、そのように日常の中で自分に問いかけてみるといいです。

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私は毎晩、お風呂に入るのですが、入浴剤を選ぶ時に冬だからこれにしようではなく、「今日はなんとなくフローラルがいい」「森林浴をしているような入浴剤にしたい」「柑橘系にしたい」というように、自分の直感で選んでおります。

このように、細かいところで実は私たちは直感を鍛えることができますので、決してすごく難しいことではないのです。ただ今まで使ってこなかった方にとっては、最初は慣れないのかもしれませんが、みなさん直感を元々持っています。少しづつ鍛えていけば、必ずこのような感覚が身につくと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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